愛知県半田市出身の児童文学者・新美南吉の記念文学館。童話「ごんぎつね」の作者として知られている作者の世界を、彼の生涯とともに紹介。作品原稿、日記、手紙などの資料はもちろん、「ごん狐」など6作品のストーリーを模型で紹介するジオラマ展示、そのほかビデオシアターと視聴覚コーナーなど、わかりやすい展示となっています。
200年前に作られた酒蔵を改装した酒の博物館。日本酒にまつわる様々な知識を紹介するパネルコーナーに始まり、和紙人形による伝統的酒造りの紹介、昔の酒造りの道具の展示、こうじ室再現、試飲、映画コーナー、販売コーナーへと、日本酒探訪の旅は続きます。
ミツカンでお馴染みの粕酢誕生の地である半田に開かれた、日本唯一のお酢の総合博物館。昔を偲ばせるたたずまいの中で、倉人たちがつくりあげてきたお酢づくりの精神と技術、そして健康的なくらしに役立つお酢に関する情報を3つのゾーンに分け、様々な形で紹介しています。
明治の人々の喉をうるおした「カブトビール」の醸造工場として建設され、100年を超える今も半田市にその姿を残しています。建物の構造上、また安全確保のため恒常的には開放していません。普段は外観を見ることしかできませんが、年に数回、各種イベントの際に1階部分を一般公開しています。(公開スケジュール:http://www.city.handa.aichi.jp/kikaku/shigoto/akarenga/)
展示は、知多半島の自然、考古、歴史はもとより、酢の醸造や半田地域に現存する31台の祭礼の山車を主体とし、地域文化の特色を打ち出したものです。また従来の「観る」のみに止どめず、「触れる」「作る」といった体験学習に重点が置かれ、展示では表現できない動作や音声等は、映像機器が充実されてその利用が図られています。